プログラム

11月20日(土) <1日目>

時間 内容
 11:30~12:45
(75分)
Zoom練習会・交流アワー
 13:00~13:05
(5分)

大会長挨拶
岡田 太造(大会長,兵庫県立大学大学院客員教授)

 13:05~14:05
(60分)

インダストリアルセッション
「AIの利活用による介護現場支援の最前線」

結城 崇(エクサウィザーズ)
萬田 勝彦(株式会社スマイル)
大房 直人(株式会社ケアコネクトジャパン)

    

AIを利活用した現場の環境整備,内外への発信は今や当たり前の時代へ.職員が実感できる業務効率化とは?何か?!スマホ画面を操作することなく,介助中に手がふさがっている状態でも,介護記録の自動化からスタッフ間の音声連絡‧情報共有できるアプリや,様々なICT機器とつながり,現場の記録やプラン‧請求まで介護事業の運営をトータルにサポート出来る介護ソフトを導入することで,現場がどのような行動変容につながるのか?!を事業者自ら語ります!

事前映像を視聴する(参加者限定)

当日映像を視聴する(参加者限定)

  休憩(15分)
 14:20~15:20
(60分)

ごちゃまぜセッション
「みんなでアプリを考えよう -買い物・お出かけ-」
さとう みき(アルツハイマー型認知症ご本人)
下坂 厚(アルツハイマー型認知症ご本人)
樋口 直美(レビー小体病ご本人)
小俣 敦士,田中 遥介,島尾 青空,石川 翔吾(静岡大学)
※当日、当事者の皆さまは都合により参加できない場合がございます。

   

ソフトウェア開発者はどうしても表層的な困り事に目を向けがちで,認知症の困り事を一括りにみんなの問題として解決する方向を狙おうとします.しかし,実際には日々の生活の中で認知症のあるご本人の方々の様々な工夫が開発者に届いておらず,利用者が求める機能が十分に設計されていないことが多いようです.そこで,本セッションでは情報系の大学生が買い物・お出かけアプリを提案し,そこに認知症のあるご本人からツッコミをもらいながら,より良いアプリの方向性を探りたいと思います.大会当日は参加者の皆さまからのツッコミをいただきながら,買い物・お出かけの支援についてさらに考えてみたいと思います.

事前映像を視聴する(参加者限定)

  休憩(15分)
 15:35〜16:35
(60分)

インタラクティブセッション
「フラッシュプレゼンテーション」
各発表者による3分の概要発表

当日発表映像はこちら

進行:川﨑一平(京都橘大学)

12件の多種多様な研究・取り組みに関する発表を3分のフラッシュプレゼンテーション形式で紹介いただきます.発表の詳細は映像で前後1週間ご視聴いただくことが可能で,オンライン上で質疑応答もしていただけます.(フラッシュプレゼンテーションは視聴不可にしました)

  休憩(25分)
 17:00~18:00
(60分)

ごちゃまぜ交流会

「つながり」に関連する皆さんの取り組み,AI/ICTの現場導入による変化,といったテーマで参加者同士気楽に会話する場を設けます.
交流会の中でインタラクティブセッションの表彰も実施する予定です.是非,ご参加ください.

11月21日(日)<2日目>

時間 内容
 11:30~12:45
(75分)
Zoom練習会・交流アワー
 13:00~13:10
(10分)
1日目の振り返りと本日の見どころ
 13:10~14:00
(50分)

対話セッション
「AI・ICTはどこへ向かうのか?」
美濃 導彦 (理化学研究所)
橋田 浩一(東京大学)

  

先端の情報学の研究者が,最近の技術動向から今後のAIやICTに関する技術や研究がどこへ向かっていくのかを語ります.シミュレーションと実測の違い,パーソナル情報の活用,ロボットの未来について語られる本セッションは,今後の介護現場の未来にも密接に関わり,その影響を実感している多くの方々に関心を持っていただけると思います.
当日は,参加者からの質問をいただきながらインタラクティブなセッションにする予定です.

事前映像を視聴する(参加者限定)

当日映像を視聴する(参加者限定)

  休憩(10分)
 14:10〜15:10
(60分)

対話セッション
「生きづらさを支えるつながりとは」
的場 由木(NPO法人すまいまちづくり支援機構,NPO法人ふるさとの会)
立岡 学(NPO法人ワンファミリー仙台,一般社団法人パーソナルサポートセンター)
芝田 淳(NPO法人やどかりサポート鹿児島,NPO法人つながる鹿児島)

人との関わりに何らかの困難を抱え「生きづらさ」を感じている方々が,たくさんいらしゃいます.「つながり」が切れてしまうと,孤独で,孤立した生活となり,様々なリスクを抱えることとになり,つながりを回復する支援が重要となります.本セッションでは,生活困窮者や東日本大震災での支援現場の実践を通して,「生きづらさ」や「つながり」について考えてみたいと思います.

事前映像を視聴する(参加者限定):的場 由木「ふるさとの会の支援論」

映像を視聴する (公開不可):立岡 学「東日本大震災での取り組み」

事前映像を視聴する(参加者限定):柴田 淳「当事者主体の「つながる」支援〜当事者主体の居住支援と「身寄り」問題への取り組み〜」 

当日映像を視聴する(参加者限定)

  休憩(10分)
 15:20〜16:30
(70分)

大会長企画セッション
「みんなの当事者研究」
向谷地 生良(北海道医療大学,浦河べてるの家),べてるの家の皆さま,
岡田 太造(大会長,兵庫県立大学大学院客員教授)

  

当事者研究は,困り事や生きづらさの原因を自分自身で探究し仲間に公開することによって,自分の助け方や理解の仕方を考えていく一連のプロセスです.心のありようを考えることによって,自分だけだと思っていた苦労がみんなの苦労としても実感することができるため,相手をもっと深く知り,よりよいつながりを実現することにもなります.

当日は,べてるの家の皆さんにも当事者研究について語っていただき,心のありようを考えるとはどういうことなのかを議論していきたいと思います.

事前映像を視聴する(べてるの家)(参加者限定)

事前映像を視聴する(岡田太造)(参加者限定)

当日映像を視聴する(参加者限定)

  休憩(10分)
 16:40~17:30
(50分)

ごちゃまぜセッション
「つながりのデザイン」
熊谷 晋一郎(東京大学),石川 翔吾(静岡大学)
※当日、熊谷先生は都合により参加できない場合がございます。

 

様々な障害をもつ方々の実践によって,障害を生じる原因の多くは多数派に都合のよいデザインにあることが明らかになってきた.みんなが平等につながるためには,つながりをどう作り出し,どのように実践していけばいいのだろうか?
当日は,本大会の最後のセッションとして,参加者同士のグループワークを中心にこの問いについて深めていきたいと思います.

映像を視聴する(公開不可)