第9回オンライン語り交流会(田中とも江さん)「認知症ケアの過去・現在・未来 ~多様な人の「個性」を尊重するケアの実現を目指して~ 」

〇タイトル: 認知症ケアの過去・現在・未来 ~多様な人の「個性」を尊重するケアの実現を目指して~

〇話題提供者: 田中とも江さん(ケアホーム西大井こうほうえん 施設長)

〇概要: 「抑制廃止・身体拘束ゼロ」普及の先駆者で、その後「尊厳ある排泄ケア」、「暮らしを支えるトータルケア」に尽力された田中とも江さんにお話を伺います。ケアの実践方法については動画を下記に紹介しますのでご覧いただくとして、ここでは認知症ケアの過去からの全体像と、当事者の尊厳を大切にし、個性を認める基本的なケアの考え方について大いに語っていただきます。また、当事者の人生目標を踏まえたケアプランを作成できる介護士やITなども活用した施設管理と常に施設改革できる人材の育成についてもお話しいただきます。トラブルのない施設運営によって、結果的に人材不足と無縁となることについても紹介いただきます。なお、2024年2月25日、ケアホーム西大井こうほうえんが日本で5事業所目となるユマニチュード認証(ブロンズ認証)されました。

○開催場所:オンライン会場(Zoom)
○開催日時:2025年1月18日(土)
 講演、交流 14:00〜15:30
 入室可能時間※ 13:45〜15:30
 ※講演前後の時間は、Zoom接続確認のほか、参加者の方が自由に交流できる場として開放することが特長となっております。お時間の都合が合いましたら、ぜひ気軽にご参加ください。

○参加費:無料(事前予約制):みんなのケア情報学会の会員限定ですが、話題提供者のご招待があれば、会員外でも参加いただけます。参加申し込みサイト(方法)は会員向けに一斉配信メールにてお知らせいたします。

〇話題提供者プロフィール:田中とも江さん
・愛知県医師会一宮準看護婦学校卒業
・東京高尾看護専門学校卒業
・1984年上川病院(現 多摩平の森の病院)勤務、総婦長在職中の1986年より研修やOJTを通じて、抑制廃止・身体拘束ゼロの普及に尽力
・1998年10月の「抑制廃止福岡宣言」や、1999年6月の「九州宣言」のきっかけをつくり、全国的な身体拘束ゼロ運動に広がった。
・2002年4月上川病院を退職後独立。身体拘束の背景には、排泄が大きく関係していると考え、「尊厳ある排泄ケア」、「暮らしを支えるトータルケア」の実践・普及を推進
・モットーは『看護師の前に血の通った人間であれ』
・2009年より社会福祉法人こうほうえん ケアホーム西大井こうほうえん 施設長
・拘束廃止研究所 所長
・日本ユマニチュード学会 理事,認定インストラクター
・NPO法人シルバー総合研究所 理事
・第13回若月賞 2004年7月3日受賞

社会福祉法人こうほうえん
https://www.kohoen.jp/nursingcare/nishioi/carehome_nishiaoi/
*[ニュース]「ケアホーム⻄⼤井こうほうえん」がユマニチュード認証されました
https://www.kohoen.jp/report/post-34154/

ケアの実践方法については認知症アシストフォーラム
https://www.youtube.com/@DementiaAssist/videos
から次の講演動画をご覧ください。

・田中とも江 尊厳ある排泄ケア五つの基本ケアと福復五箇条
https://www.youtube.com/watch?v=lsqJvepMWtw
・田中とも江 身体拘束廃止・虐待防止と五つの基本的ケア(1/3)
https://www.youtube.com/watch?v=AX1PijgnOWk&t=307s
・田中とも江 身体拘束廃止・虐待防止と五つの基本的ケア(2/3)
https://www.youtube.com/watch?v=a5z4NBJj-KY
・田中とも江 身体拘束廃止・虐待防止と五つの基本的ケア(3/3)
https://www.youtube.com/watch?v=CWsfMxTRZD4&t=8s