第17回オンライン学び交流会 兼 第17回「心身健康デザイン」連続セミナー「食のセルフケア -世代を超えて学ぶこと-」!講演動画を会員向けに公開!

第17回オンライン学び交流会 兼 第17回「心身健康デザイン」連続セミナー
(みんなのケア情報学会、静岡大学ケア情報学研究所共催)

講演動画を会員限定公開しました。

○ テーマ:
食のセルフケア – 世代を超えて学ぶこと –
○話題提供:
合田敏尚さん(静岡県立大学食品栄養科学部 特任教授)
○ 概要
 私達のからだは食べたものでできています。何をどのように食べるかは、ひとり一人の裁量に任され、その結果は、ひとり一人のからだとこころの状態の変化として現れます。健康寿命の延伸のための食事や栄養の科学は、めざましく進歩しています。壮年男性では内臓脂肪の蓄積、高齢者では筋肉量と骨量の減少、若年女性ではやせをキーワードとして、対象特性ごとに、食事や食習慣の優先課題を説明できるようになりました。次の課題は、ひとり一人の健康や人生目標のために、個人にとっての「健康な食事」を日常の中で実践できるように、食のセルフケアの学びを支援し、食環境の整備を加速する社会システムを開発することです。いずれのアプローチも、社会のDX化とAIの普及によって、社会実装が急速に進むものと予測されます。
○開催場所:オンライン会場(Zoom)
○開催日時:2023年10月6日(金)
講演、交流 17:30〜19:00
入室可能時間※ 17:15〜19:30
※講演・交流会前後の時間は、Zoom接続確認のほか、参加者の方が自由に交流できる場として開放することが特長となっております。お時間の都合が合いましたら、ぜひ気軽にご参加ください。
○参加費:無料(事前予約制):どなたでもご参加いただけます
※参加方法および会場ZoomURLは事前予約された方にメールにて配信いたします。予約されたメールに今後、開催するイベントの案内をすることがあります。

○講演者プロフィール
・合田敏尚さん(静岡県立大学食品栄養科学部 特任教授)
1955年北海道芦別市生まれ。北海道滝川高校、東京大学医学部保健学科卒業。   1984年東京大学大学院医学系研究科博士課程(保健栄養学)修了。
 米国アリゾナ大学医学部小児科留学を経て、1987年より静岡県立大学食品栄養科学部助手、准教授、教授として従事(栄養生理学)。同大学食品栄養科学部長、副学長・産学官連携推進本部長を経て、2021年より現職。この間、2002年から2012年まで、文科省21世紀COE・グローバルCOEプログラム事業推進委員(栄養科学担当)として、栄養学の基礎から応用、実践までの統合を先導。2015年から文科省 地(知)の拠点(COC)整備事業「ふじのくに『からだ・こころ・地域』の健康を担う人材育成拠点」の事業推進責任者を務め、現在は、「ふじのくに」みらい共育センター長として、地域社会のウェルビーイングのための社会貢献活動に従事。専門は栄養生理学(消化吸収)と保健栄養学(糖尿病の発症予防)であり、2017年日本栄養・食糧学会賞を受賞。
WEBサイト:静岡県立大学教員紹介
https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/show/prof151.html