12月21日(土)、京都橘大学に於いて「第2回みんなの認知症情報学シンポジウム」を開催しました。
テーマ:みんなで創る「関係性」のみえるコミュニティ
実行委員長:小川敬之(京都橘大学・関西支部長)
多様な立場や専門家、当事者にかかわっている方などが参加し、ニーズを持ち寄り、その実現に向けた様々な視点からの意見交換や交流があり、盛会のうちに終了することができました。
午前の第1部の講演では、中山健夫氏(京都大学)、小川敬之氏(京都橘大学)、飯山将晃氏(京都大学)よりそれぞれの立場から話題提供がありました。
【ご登壇者と演題】
中山健夫(京都大学) 「エビデンス・ナラティブを考える」
小川敬之(京都橘大学)「その人の主体性を支えるマルチモーダルインタラクション 〜作業療法の視点から〜」
飯山将晃(京都大学) 「多様な情報から「関係性」を捉えるテクノロジ」
午後のワークショップでは、2つのテーマに分かれて、グループごとにニーズや問題点を共有しました。症例を深く掘り下げた活発な意見交換がなされ、人間や環境にかかわるインタラクションの重要性、そしてコーパスを構築するための課題が見えてきました。
今回の課題を、次のワークショップ(2/13 東京ビッグサイト)に繋げて、解決するため、実現するためには、どのような仕組づくり、システムや機器が必要か、みんなで議論します。
「当事者視点の介護機器システム高度化に向けた事例紹介とエビデンスづくりのワークショップ」
詳しくはこちら→https://cihcd.jp/index.php/carecity2020/
「第2回みんなの認知症情報学シンポジウム」はSIPの事業により開催しました。
※SIP 「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AI を活用したサイバー空間基盤技術」(内閣府)